SSブログ

2019.6.13 part2 街を様々な視点から眺めた

昼食の超ボリュームハンバーガー&フライドポテトで胸焼けしながらウィリスタワー(Willis Tower)へ向かう.高額な展望台へ上るからには晴れてくれることを願うが,なかなか雲はとれない.それでもだいぶ明るくなってきた感じがする.

事前にあれこれ調べていた時からわかっていたが,エレベーターに乗る前にまずセキュリティチェックがある.金属センサーゲートと手荷物検査.9.11以降,人の集まる施設では行われているそうだ.時々,ビニール製で中身丸見えのデイパックを背負っている人がいて,なにか流行りなのかと思っていたら,こういうところでバッグの中をまさぐられたりしないためのようだ.
入場はCity Passを買っているので,券売所に並ばずApple Payに登録したPassのバーコード表示でスムース.ただ,まったく混雑していいないので時短効果はほとんどなし.ネットもガイド本も大行列回避のためマストアイテムみたいに書いているけど,特別メリット感じず.

ビルの地下に迷路のように長い通路が作られており,随分歩いてようやくエレベーターに到着した.平面的にはたいして移動してないはずだ.あ,途中に記念写真ブースがあった.ひとグループ毎にポーズを取らされ撮影される.出口でプリントを買うシステムだろう.昭和の頃は日本にもよくあった.


01.jpg

エレベーターにはディスプレイがあり,面白いことに現在の高さと,高さが同等の著名な建築物が表示される.17階は地上68m,タージ・マハールと同等らしい.


02.jpg

39階はギザのピラミッド.あれは158mもあるのか.


03.jpg

77階は我らがランドマークタワー! ここができた頃にはアベノハルカスはなかったのね.でも,ポケGO的には横浜なのがなんだか嬉しい.8月には GO Fest YOKOHAMA があるし.抽選当たるといいな.


04.jpg
05.jpg

ついに103階 スカイデッキに到達.やっぱりあの目立つツイン避雷針はシンボルなんだね.


06.JPG

扉が開けばそこは展望フロア.先ごろスカイツリー展望台へ上ったので,高さに驚くことはなかった.


07.JPG

目を引いたのは,ひたすら直線に延びる線路や道路,そしてそれらに並行して整然と区画された街並みだった.


08.JPG

もうひとつはミシガン湖.言わずとしれた五大湖のひとつ.世界最大の淡水湖であるスペリオル湖よりは小さいが,すっきり晴れていても対岸は見える距離ではないかもしれない.
そして湖岸に見える緑がグラント・パーク(Grant Park).GO Festの会場だ.高すぎるところから見ているので,広いのかそうでもないのか,距離感スケール感が掴めない.


09.JPG

カメラは今回の旅で新調したRX10m4.換算24~600mmの高倍率ズームが早くも活躍するときがきた.今日はFest初日.ぐぐっと寄ると,予定通り開催されてるようで,たくさんの人が見えた.


10.JPG

最大倍率に近い550mm相当で,公式に予告されていたチームラウンジの3つのテントを捉えられた.


11.JPG

北側を眺める.ひときわ高いのは左がジョン・ハンコックセンター.右がトランプタワーだ.


12.JPG

ジョン・ハンコックセンターには 360 Chicago という展望台がある.安定感ある形状だが,黒くて不気味でもある.


13.JPG

トランプタワーのペントハウス.ホテルのスイート・ルームなのか,オーナー用なのか?
高さが一番にならないよう抑えたという話しだが,確かにウィリスタワーよりちょっとだけ低く見える.


14.JPG

これはビル名未確認.凝ったペントハウスだな.


15.JPG

HIghwayは今日も渋滞だ.


18.JPG

壁から突き出したガラス張りの部屋があった.大人気で列ができてて,係の人がひと組づつそこに立たせている.

17.JPG


19.JPG

SUBWAYの向こうを地下鉄が走っていて「あっ!」と思ったけど撮りそこねた.


21.JPG

グラント・パークへ向かう.コンクリート・ジャングルを歩き続けた目が,緑と水に潤される.思わず写真を撮った.


22.jpg

そしたら,通りかかった人がやはり写真を撮っていて勝手に親近感.


23.jpg

到着した! ウィロー博士に迎えられて,今日はFest参加でないのに俄然気分が盛り上がる!!


24.JPG

会場内の様子.展望台からの眺めでもわかったいた通り,人は多いが混雑して歩きにくいということもなく,歩きスマホのゲームプレイも快適に楽しめそうだ.


25.JPG

一応,マップの様子も見てみる.そうだろうと思っていたけど,明日のチケット持っていてもなんにも無い.1個ポケストがあるのは,会場の公園の外側だ.


26.JPG

ポケスト回しに行ってみると,湖岸の遊歩道とマリーナ.いや,海ではないからマリーナは変かな.ハーバー?


27.jpg

公園内へ戻って歩くと,中央の交通規制された道路で配給を待つ人々の姿(キッチンカーでランチを買ってるだけ).列はなかなか進んでない様子.会場周辺には飲食施設も少ないし,ランチは時間帯とか考えないとだな.


28.JPG

先程上ったウィリス・タワー.暗雲が覆いかぶさり,晴れたものの天候不安定なようだ(実際,少し後に土砂降りとなり,Twitter経由で会場のプレイが一時中断となったことを知った).


29.jpg

チーム・リーダーたちのボード.


30.JPG

なんかやってる.どうやらPvPのリアル対戦?
PvPほとんどやったことないし,言葉もわからないのでスルー.
(後から商品がけっこう豪華だったことを知った.ちょっと残念)


31.JPG

晴れると暑い.昨晩は防寒着全部着込んでも寒さに震えたのがウソのようだ.


32.JPG

暑さもあってかチーム・ラウンジにはトレーナーがぎっしり.中ではDJ的な人が「みんな!Shinyはたくさん捕まえられたかーい?」とか叫んでいる.休憩スペースというよりミニ・イベント会場のようなノリで賑やか.


33.jpg

42.jpg

雰囲気は掴めたので会場をあとにした.小さなボタニカル・ガーデンがあり,鮮やかな花とコントラストの強い都市風景を楽しむ.


34.JPG

隣接するミレニアム・パーク(Millenium Park)へ.観光ガイドによると,この謎オブジェが街のシンボル的な存在らしい.


35.JPG

本に載ってる写真見ても特に興味が湧かなかったのだが,実物を見ると直線ばかりで構成された都市風景の中で曲面がすごい存在感を放っており,目が釘付けになった.


36.JPG
37.JPG

下側は更に複雑な曲面となっていて面白い.


38.JPG

そして,映り込みむビル群は直線が曲線となりありえない風景を見せてくれるし,映り込む自分たちの姿もこのオブジェの一要素となる.これは無限に楽しんでいられる.大人気だというのも納得.


39.JPG

どんな角度で見るのもすべて面白い.いくらでもシャッター切れる.


40.JPG

空港に離発着する飛行機なのか,そこそこ低空を飛んでいる.絵になる光景だが,白いビルと旅客機の取り合わせは,あまり気持ちのいいものではないな(トラウマ).


40-2.jpg

ひときわ古めかしいビルディングがあった.銘は CARBIDE AND CARBON.鉱業系で時代を感じさせる社名だ.


41.jpg

ホテルの近くまで戻ってきた.歴史ありそうなビル群と年代物っぽい電柱や信号機が調和している.


43.JPG

ぎっしりと並び個性や高さを競い合うかのような,無秩序だけど等しく天を目指していそうな風景.
「これがシカゴだ」と思えるひとコマ.


44.JPG

最新のギラギラビルとアンティーク感ある信号機の取り合わせ.ちょっと違和感.


45.JPG

ホテル前の川へ.天気も良くなったので観光の目玉とされるクルーズへ.


46.jpg

川をずーっとクルーズしながら名建築をがっつり見るツアー,川と湖の両方を楽しむツアーなど種類がある.建築見学はライトに,川と湖上の眺めを楽しむツアーを選択してチケット購入.出航まで少し時間があるので,川沿いを散歩して水分補給.ビール飲みたかったけど,すぐ顔真っ赤になるので病気と思われでもしたらまずいと思いノンアル.

休憩しながらゴプラの仕事っぷりを確認.サンドの色違いは初なのでうれしい.ゴプラグッジョブ!
今回のイベントでタッツーの色違いが実装され,会場外でもシカゴ全域でレアポケモンの出現率アップとアナウンスされているのだが,色タッツーもレアポケも引っかかっていない.
Twitter確認すると,会場ではケーシィの色違いがサプライズ出現したとかどうとか.


48.jpg

出航時刻となり船着き場へ.複数の会社がたくさんの船を運行している.これは乗ったのとは別の会社の船.


49.JPG

出航! 乗った船はすごく空いてて快適.ガイド本によると予約をとるのが大変なほどの人気らしいのだが,平日のためかぜんぜん混雑していなかった(日本から予約していくか迷ったほどだったけど,天気次第だなと思い予約はしなかった.正解).


50.JPG

まずミシガン湖へ向かう.流れが緩くてどっちが上流かわからない.


51.JPG

船が停止した.振り返ると,


52.JPG

水門が閉まった!?


53.JPG

あ!鳥が


54.JPG

と写真撮ってる間に水位が上がり,今度は前方の水門が開いた.
どうやらこの川はミシガン湖から流れ出しているようだ.
こんなところに,スエズ運河みたいな仕組みがあるとは思わなかった.


55.JPG

陽光あふれる湖上クルーズ.風が気持ちいい!


56.JPG

少し沖に防波堤があって,波の穏やかなクルーズゾーンが作られているようだ.岸には今は観光スポットになっている海軍埠頭があるので,軍が整備したものかもしれない.


57.JPG

外,というのかな,湖上から眺める市街の摩天楼.高いところから見たり,その懐を歩き回って見上げたり,ちょっと離れて眺めたり,今日は様々な視点で見ることができて,我ながらナイスプランだったと自画自賛.
摩天楼の夜景を眺めるナイトクルーズも考えていたけど,夜は寒そうだしやはり昼間で正解かな.
夜はあそこに聳えるビルの 360 Chicago展望台へ行ってみよう.


58.JPG

再び水門を通って市街の河川へ.


59.JPG

60.JPG

建築中のこのビル.斬新な形状の上に,見る角度でイメージがどんどん変化してめっちゃ面白い.完成したら名建築の仲間入りしてすごい観光名所になりそうだ.


61.JPG

左のビルのエッジ感.おそらく,敷地形状とかでなく見る者への視覚インパクトを狙って配置したんじゃないかな.奥のビルの緩やかなカーブで張り出したベランダも面白い.海外の写真で見ることはあるは,階によって位置をずらして曲線の有機的な感じを強調している.


62.JPG

ちょうど傾いた太陽がかかって,トランプ・タワーがラスボス感を強めていた.


63.JPG

新旧様々なビルが個性を競い合うなか,いくつもくぐり抜ける古めかしい鉄橋はすべて似たデザインで統一されており,いろんな対比が際立つ街である.


64.JPG

この辺りは新しいビルが多いのだろう.ミラー仕上げなのはエネルギー効率のためかデザイン性か?


65.jpg

横を見ると例のこれで,最初見た時は斬新に見えたけど,いろいろなビルを見てきたら古さを感じるようになった.


66.JPG

一番驚愕したのは地下鉄の向こうのビル.けっこうな高層ビルなのに,低層が逆テーパー形状!?!?
地震国ニッポンでは考えられないデザインだ.


67.JPG

このビルは量感がえげつない.


68.JPG

マイホテル前を通過.地味だな~.


69.JPG

だいぶ日が傾いてきた.陰影により建物の立体感が増し,更に見応えが高まってきた.


70.JPG

クルーズを終えて,建築センターに寄ってみた.様々な資料展示があるようだが,もう閉館間際なのでおみやげコーナーのグッズを眺めたのみ.エントランスのデザイン,直線ばかりのこの街で円をモチーフにしてるところにセンスを感じた.


71.jpg

同じビル内には,amazonのリアル店舗があった.もちろん,POKEMON GOとはなんの関係もない.


72.JPG


夕方の柔らかい陽射しで,硬そうなビルたちもこころなしか印象がソフト.


73.JPG

夕闇迫る.一旦ホテルへ.


74.jpg

そういえば,なんでこんなにたくさん枕があるんだろう.
キングサイズベッドだから,2人とか子供いれて3~4人で寝るにしたって,同じサイズの枕がそんなにいるか? 重ねたら明らかに高杉だしw
あと▲のは何?


75.jpg

ホテルの最上階に上がってみた.展望ラウンジがあるので,外出せずに都市夜景を楽しめると期待してたのに,まさかの閉鎖だった.室内からガラス越しにある程度見えるがちょっと残念.窓越しに近くのビルを撮影.個性の違いがすごい.


76.jpg

シャワー浴びたらあっという間に暗くなっていた.展望台で日没を見たかったのに時既に遅し.それでも急いでジョン・ハンコックセンターを目指す.地下鉄が無い方向なのでバス利用かUBERだが,バスは路線が複雑で自信が持てなかったし,UBERは言葉が不安なのでやはり歩く.


77.JPG

最寄りの橋を渡ったところから一直線に延びる道路沿いは,マグニフィセント・マイル(the-magnificent-mile)と呼ばれている.「魅惑の1マイル」と訳されているが,ショッピングゾーンとして100年以上も前に計画的作られたゾーンに不動産業者が付けた名称だそうな.
シャンゼリゼに例えられてる記事もあったが,歩いてみると意外と地味だった.The Loopなど中心部の方は,ビジネス街という感じでちょっと覗いてみようと思うような商業ビルが驚くほど無かったが,確かにこちらにはデパート風のとこなどいろいろある.何よりさほど高層ビルで埋め尽くされていないので空が見えて多少開放的だ.


78.JPG

ライトアップされたデコと,黒黒としてソリッドなモノリスの対比がすごい.


79.JPG

こういうのが所々に埋もれているのが,東京とも,これまでに行ったことのある海外の都市とも血が合うところかな.もっと近代的なビルばかりの街をイメージしてた.


80.JPG

さて,高級ブランドショップが軒を連ねているのかと思いきや,"1マイル"で一番目立っていた店はこれ.


81.JPG

なんとユニクロ w
色使いがもう,ターゲットは中華系ですか?という感じ.


82.JPG

到着.ここも City Pass 対象施設なので入場はバーコード一発.待ち人数はゼロだったけど.
そそくさとセキュリティチェックを受けてエレベーターへ.年代を感じさせる.揺れも大きいので本当に古そうだ.


83.JPG

シカゴで2番目の高さの展望台へ飛び出す.ぎりぎり日没後のマジックアワーに間に合った.


84.JPG

湖岸道路の光の帯,そして湖の暗さが印象的.ウィリス・タワーとどちらを夜にしようかと迷っていたが,下調べでこの湖岸夜景のことを知ったので360を夜にしたのだった.あと,周辺地域の治安的にも,こちらの方が安全そうだったというのもある.


85.JPG

直線基調の区画は,東京の夜景と大きく違うところ.札幌とは共通点でもある.


86.JPG

南側,The Loop方面の景観.


87.JPG

展望台の一角に何かあった.


88.JPG

壁が傾いて真下を見下ろせるアトラクション(別料金).話の種にやってみたが,見た目以上に傾斜感があって,段階的にせり出していくのだが,けっこう全力で身体を支えているところでグイッと動くので,想像以上に「ひ~~」という感じだった.ここでも例によって強制的に写真撮られた.ここだけは自撮りできないので購入.けっこう高い.でも各施設の写真サービス,案外買ってる人が多かった.日本でも稀に見かけるが,近年ではカメラの普及でほとんどの客が販売ブースは素通りなのに,なんだか古き良き時代を垣間見るような感覚だった.


89.JPG

完全に西の空が暗くなると夜景の輝きが一層際立ってきた.


90.JPG

月がいい感じ.だんだん混雑してきたので退散.


91.JPG

夜9時過ぎているが,まだまだ出歩いている観光客も多く,不安感がないので歩いて帰った.それでもホテル近くまでくるとホッとする.


92.JPG

水面近くから見るリバーサイドの夜景.


93.JPG

川の上は風が吹き抜け星条旗がはためく.こっちへ来てから知ったが,シカゴのと通り名は Windy City.それほど風が強く吹く日が多いようだ.今夜は穏やかな方だが,明け方の風はすごかった.


94.jpg

時間も遅めで,何より歩き疲れたので最寄りのセブンイレブンでてきとーなものを買って簡単な夕食.昨日買ったビールがあまりおいしくなかったので,今夜は安心の SAPPORO にした.


95.jpg

テレビを付けると紀行番組をやっていた.北極圏近くを,釣りをしながら何週間もかけてトレッキングしていくような内容みたいだった.自然景観がかなりつぼ.

さー,いよいよ明日はこの旅のメインイベント, Pokemon GO Fest Chicago 2019 だっ!!!
すごく楽しみ.

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

2019.6.13 part1 シカゴと..|- ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。